＝ストーリー＝
舞台は架空世界の国「ターブルロンド」
平和で優雅な文化を持つ大国であった。
しかし国王の死、王位継承者であった王子の失踪により
王女・フィーリア（名前変更不可）が即位を迫られる。
このとき近年の度重なる災難により国土は荒廃していた。
王位継承の儀式「剣の誓約」を執り行う際に
宰相・ディクトールが即位に対して異議を申し立てる。
「宰相自ら王となり、フィーリアは妻として迎える。」
己が王に相応しい資質があることを証明するため、
フィーリアは領地を運営し、他の領主達から支持を得なければならない。
「剣の誓約」は1年後。
果たしてフィーリアは正式な王位継承者として認められるのだろうか？

＝システム＝
48ターンという限られた時間の中で領主からの支持を受けるために東奔西走します。
しかし、自らが領地を離れて行動する事はできません。
ここは見目麗しい騎士を雇って自分のために働いて貰います♪
騎士を派遣して良い噂を流したり、決闘を挑んで領主達を自分の支配下に置きましょう。
時には騎士を呼び出してお話を楽しんだり、特訓をしたり
邪魔になったあのキャラを亡き者にしたり・・します（＝ｖ＝）

領主としてのハードなお勤めが終わった週末は
お姫様として素敵なドレスやインテリアに囲まれる“癒し”が必要です。
行商人の持ってくるプレゼント用の品物、気になるあの人の秘密を集めて楽しみます。

〜ゲームをプレイした時の第一印象〜
王の試練は険しい・・・勝てない・・・・
難易度が低くても勝てない・・・・
恋愛ENDなぞ、夢のまた夢であった・・・がくっ
（＊難易度設定ができます。）
しかし、戦略の法則がわかると状況一変。
王の試練に負ける方が難しく感じるようになりました。
慣れとは恐ろしいものです。そして素晴らしい♪
（But、難易度高めは挑戦していません。本当に難しい！）

＝乙女ゲームとして＝

多種多様なキャラが登場します、その数30名以上！
キャラクターの同時攻略が可能です。隠しキャラもあり。
恋愛がテーマのキャラクターもいれば
キャラクター自体の謎を解くことが目的のキャラクターもいます。
各キャラのシナリオ一本一本だけを見るとあっさりしているように感じますが
全員を攻略しているうちに「ターブルロンド」という世界の深さ
設定の細かさを感じることができるでしょう。
自分なりに「ターブルロンド」という世界を読み、想像する楽しさが
『パレドゥレーヌ』の大きな魅力の一つです。

「乙女ゲーム」という括りで解釈するのは勿体無い程の名作。
このような遊び応えのある女性向けのゲームがたくさん出たら良いなと思います。
現在、ファンディスク「パレドゥロワイアル」が発売中です。
2007年10月18日にはPS2版が発売されました。
未プレイの方はぜひ。

2007/07/08

OS：Windows 98SE/Me/2000/XP
CPU：800Mhz以上/1Ghz以上
メモリ：128MB以上
グラフィック：800×600以上 High Color以上/True Color以上
HDD：1GB以上の空き容量