父を探して京までやってきた主人公・雪村千鶴(名前のみ変更可)と
新選組隊士たちとのファンタジーラブロマンス。
史実の「新選組」とは違う展開の物語を楽しむことができます。
PS2版の発売からPSP、DS、PS3などの様々な機種に移植され、
ファンディスクも多数発売されている人気作品「薄桜鬼」の3DS版です。
本編の内容自体に追加要素などはありません。
3DS版ではPSP版に追加された「薄桜鬼遺聞
戦友絵巻」がおまけとして収録されています。
また、DS版に追加された「新選組質疑応答」は3DS版には収録されていません。
<3DS版の追加要素>
●全編3D化
キャラクターの立ち絵からイベントCGまで全てのグラフィックが3D化しています。
立体感のある画面で物語の臨場感もUP!
(限定版に同根されている3Dカードのような立体感です)
●ほとがら館
3DSのカメラを使い、撮影した写真を「薄桜鬼仕様」に装飾できる機能です。
42種類のフレーム・24種類の小物装飾・6種類の全体装飾を組み合わせて
自分だけの「特製薄桜鬼写真」を作ることができます。
<感想>
3DS版の特徴である3Dは臨場感がありました。
しかも画質・音質・システムの速度の全てがハイクオリティです。
特にメッセージスキップを含めたシステム面での快適さが印象的でした。
3DS版にはPSP版では避けられないディスクの読み込みはありません。
ですからPSP版では気になるUMDの「シャー」という音もしません。
また、読み込みによるウェイトが無いことも快適に遊ぶことができた要因であると感じています。
DSということで画質・音質の面で身構えていた部分もあったのですが
3DS版は自分が想像していた以上に綺麗な画質・音質でした。
3DS版の「薄桜鬼」はこれまでに携帯ゲーム機で発売された「薄桜鬼」の中で
最もバランスの良い出来になっていると思います。
<こんな人におすすめ>
・「薄桜鬼」をまだ遊んでいない人
・「3DSで乙女ゲームを遊びたい!」と思っている人