【あらすじ】
主人公・結城陸は地味だけど平凡な大学生。
ある日、中学の同窓会の案内が届く。
幹事は大嫌いだった「アイツ」らしい。
いまいましい記憶。振り払いたい昔の出来事。
でも、全ては過去のものだろう?
刺激の無い日常に飽きていた結城陸は参加を決意した。
しかし、それは終わらない陵辱劇の幕開けだった。
【感想】
中学の同窓会に出席したことがきっかけで再び「いじめ」に遭ってしまう主人公。
ゲームでは「いじめ」とエロが直結しています。
そのため全てのBLシーンは「主人公を虐める」というテーマに基づいたものになっています。
キャラクター達のいじめ(=BL)シーンは
暴力的なもの、心理的に追いつめられるもの、恥辱的なもの等バリエーション豊富。
そして、キャラクター達が主人公を虐める理由も様々です。
キャラクター達の主人公に対する愛憎が入り混じった歪んだ感情に注目。
主人公をいじめるというテーマに徹底しているため、ハッピーエンドとは無縁。
この徹底っぷりが潔く、刺激的。
サディスティックな感情を押さえることのできないクラスメイツ。
剥き出しの衝動は真っ直ぐに主人公へと向けられていきます。
夢見る事勿れ。
【こんな人におしゅしゅめ】
根底に流れる愛・・・などという甘い期待を抱くことのない腐女子に捧げる。