【あらすじ】 主人公・望月あんず(名前変更可)は普通の高校2年生。 しかし、彼女には誰にも言えない秘密がありました。 なんと彼女は「怪盗アプリコット」だったのです…! 怪盗、と言ってもまだ見習い怪盗の主人公・あんず。 一人前の怪盗となるには先代・怪盗プラムドの出す依頼をクリアしなければなりません。 その依頼は「指定する5人のうち誰か1人のハートを盗む」という何とも大胆不敵な内容(@0@) 主人公・あんずは一人前の怪盗になれるのでしょうか、全てはプレイヤー次第です。
=システム= MAP移動式のAVG。 昼は「あんずモード」夜は「アプリコットモード」でターゲットキャラクターに接近します。 プレイ時間は2〜3時間と短め。 実力派声優さんがフルボイスで登場。 オープニング&エンディング曲収録・CG鑑賞・BGM再生・イベント回想・ミニゲームモードあり。 テキスト読み返し・メッセージスキップ等システムも充実しています。 攻略対象やエンディング総数は機種・プレイするバージョンによって変わります。
=感想= 隠しパラメータ「怪盗度」でエンディングが変化するところが面白かったです。 「怪盗度」を上げるには日頃の鍛錬(ミニゲーム)が重要になってきます。 ミニゲームをクリアするごとに難易度が上がっていくところが◎。
ゲームに登場するキャラクター達は一見、何の共通点もありません。 あくまでも「あんず(アプリコット)」と「彼」の関係に見えますが 全てのシナリオを読み解いた時、キャラクター達の秘密の関係性・全ての謎が明らかに!
機種展開が幅広く、プレイが快適、ミニゲームが豊富でキャラクター達が魅力的。 また、攻略スケジュールを調整しないと回収できないCG(の差分)があったりと 何度プレイしても飽きないシステムや、奥が深いシナリオがよかったです。
=お気に入りキャラ= ●周防篤● ケンカ友達から気になる異性へ・・・なシナリオ展開がたまらん(*^^*)
●綾瀬望● ちょっとドジだけど放っておけない少年探偵LOVE!
=オリジナル版= ◆PC版 一番最初の作品。低スペックPCでも快適にプレイ可能。
◆DC版 ・兄 綾瀬望 満の恋愛ENDが追加されました。 ・新OP&エンディングムービーもあります。 ・キャラクター行動予定表のレイアウト変更(キャラ別で見易くなりました。) ・名前変更に漢字の使用が可能になりました。 ・ゲームシステム面はPC版と(ほぼ)同じ。 ・セーブ数32個
◆PS版 ・新キャラクター・桐生恭介のシナリオ追加 ・CGの画質とBGMの音質のクオリティUP。 ・新OPムービーあり。 ・セーブ数14個 ・DC版の追加要素はカット。(サブキャラENDが無くなりました) ・名前変更に漢字使用ができません。
システム速度:PC>DC>PS という印象。
=捕捉= DC版とPS版の追加要素を一つにまとめた「完全版」(PS2版・PC版・PSP版)が発売済みです。 PSP版は未公開シナリオ・設定資料が追加されています。
今からプレイするならPSP版がオススメ。
【システム】 |
【クリア後のおまけ】 |
MAP移動型ADV 文字速度設定 演出ON/OFF オートモード(速度設定あり) 音楽・効果音・ボイス音量調節 主人公の音声ON/OFF バックログ クイックセーブ・ロード |
CGギャラリー シーン回想 BGM ミニゲーム |
初出:2003/05/21 改訂:2008/10/26 追記:2011/6/29 |