美少年誘惑SLG「マイネリーベ」の続編。
前作は育成SLGでしたが、今作はストーリー性の高いADV形式になりました。
今回の主人公はローゼンシュトルツ学園の転校生。
それぞれの道を進むシュトラール候補生を支え、
公私共に欠かせないパートナーになることがゲームの目的です。
<シナリオ>
全7章構成。
革命軍、中立、レジスタンスの3つの物語が同時に進行する形で物語が進みます。
主人公がどの勢力を支持するかでシナリオが変化します。
〜運命分岐〜
主人公がどの勢力に力を貸すかを決める重要な選択肢。
レジスタンスにはオルフェ様、エド様。中立にはカミユ様。
革命軍にはルーイ様、ナオジ様がいます。
本来ならば、物語の終わりまで好きなキャラクターと一緒に行動したいものです。
しかし、同じ視点に立つだけでは真の幸せを掴み取ることはできません。
時には対立する勢力の立場になり、彼らは何を考えているのか、
何を望んでいるのかを知る必要があります。
シュトラール候補生たちのパートナーとして、
広い視野を持つ女性になることが幸せへの条件となるでしょう。
<ミニゲーム>
ダンスや映画のヒロインといった優雅なものから
爆弾設置&解除、暗号文の解読、機密文書の伝達など物語に直接関係するスリリングなものまで。
成功するとキャラクターの好感度が特大UP!します。
<感想>
ヨーロッパ風学園を舞台にした恋愛SLGの前作に対し、
今作は国の行く末に関わるシリアスな恋愛ADVです。
攻略キャラクターが9人に増え、遊び応えもUPしています。
1プレイが短く、繰り返しプレイも簡単になりました。
プレイ中に発生するミニゲームが、シナリオの良いアクセントになっています。
今作は「U」と銘打って発売されましたが、前作をプレイしていなくても問題なくプレイできます。
また、キャラクターの個性を理解してから遊びたい人は
前作「マイネリーベ 優美なる記憶(PS2版)」or「耽美夢想 マイネリーベ(GBA)」をプレイするか
TVアニメ「吟遊黙示録
マイネリーベ」を見てから「2」をプレイすると◎。