19歳の誕生日を境に赤ん坊に戻ってしまう女領主・ヴィヴィアンが主人公の物語。
彼女に課せられた過酷な運命と、彼女を中心に取り巻く愛憎劇を描いた作品です。
<ゲームシステム>
この作品には日付やターンといった概念がありません。
「フィアリーリング」(と呼ばれるキノコ)の成長段階が物語の進行度の目安になります。
メインキャラクターを選ばずに「散策」を選び続けても「フィアリーリング」は成長しません。
物語を進めるには、キャラクターのシナリオ進行が必要不可欠です。
※キャラクターとの物語、フィアリーリングが成長して行きます。
〜ゲームの内容〜
主にキャラクターの日常生活を見ていく形で進行します。
会話内容は(ほぼ)全てがコメディ路線。(下ネタ・パロディネタ中心)
主人公のヴィヴィアンがキャラクター達をからかって楽しむという内容がほとんど。
ヴィヴィアンの手にかかるとどんなキャラクターも「いじられキャラ」に変貌します。
また、会話内容の多くがランダムで発生します。
全ての会話内容を集めるには何度もプレイする必要があります。
物語の主人公はヴィヴィアンですが、
ゲーム内の「視点」が常にヴィヴィアンというわけではありません。
「視点」は常に動いています。そして、ヴィヴィアン以外の視点で物語が進むことも多いです。
そのため、主人公=プレイヤーという感覚は持ちにくいです。
「主人公=プレイヤー」が基本の18禁女性向けゲームには珍しいタイプの作品でした。
<攻略キャラクターと18禁シーンについて>
以下の攻略制限があります。
初回プレイで攻略可能:見習い執事・クリストファーと主人公の宿敵・ダウス
2周目以降:執事・エドリック/料理長・ティーズ/メイド長・ペチュニア/主人公のペット・八角
クリストファーには7種類、他キャラクターには2種類のエンディングが用意されています。
18禁シーンのあるキャラクターは3人(クリストファー・エドリック・ティーズ)です。
主人公・ヴィヴィアンが主導権を握っているシーンが中心。
「恋愛関係になる→18禁シーン」という概念はなく、主人公の楽しみの1つという形で描かれています。
また、相手のキャラクターは主人公に恋愛感情を持っている事が伝わる内容が多いです。
※複数プレイもあります。
※修正パッチあり